本当にその通り。レーザーカッターにArduino、ESP8266と誰でも簡単にものづくりできる時代。
車輪の再開発?!そんなこと言う前に手を動かせ!動かしてみたら違う点に気づく、それの繰り返しだ!って最近思ってきた。(Eagleで回路図引いてます)
3Dプリンタが10万を切り、レーザーカッターが5万を切り、ものづくりが気軽にはじめられる。ProcessingやArduinoが機能的に成熟して、日本語のドキュメントも豊富になってきて、独学でもそれなりに情報が収集できる。
「誰でもできるようになった」というのはある側面では素晴らしい事のように思えるし実際そうなんだろうけど、少なくとも物を作る人は「誰でもできるようなこと」をやって満足するとは思えないし、それって「別に自分がやらなくてもいい事」のように思う。
だからそれですごいものを作ろうとすれば結局人並み以上の覚悟と努力が必要になってくるわけですけど、上に挙げたような物に手を出す人には”簡単にそれっぽく作れる”というモチベーションでやってて(もちろん例外はたくさんいらっしゃいます)そうなると、ちょっと壁にぶち当たっただけで「大変なんだったらもういいや」になるのである。導入しやすいという事は挫折もしやすい。覚悟が欠如するってのはそういうことに思う。
”誰でも簡単に作れちゃう”が引き起こす、想像力と覚悟の欠如|ひつじ|note