影響範囲デカそうですねぇ。
セキュリティ対策会社Check Point Mobileは、「RottenSys」と名付けたマルウェアが500万台近いAndroid端末にプリインストールされていたことを明らかにしました。RottenSysという名前は、マルウェアが発見当初に「System Wi-Fi service」として擬装されていたことから名付けられたとのこと。
最近、Xiaomiの廉価スマートフォン「Redmi」シリーズに、System Wi-Fi serviceを自称するアプリが目立つようになったことから、Check Point Mobileのエンジニアが調査したところ、アプリが安全なWi-Fi関連サービスを提供する代わりにWi-Fiサービスとは無関係なアクセシビリティの許可やカレンダーへのアクセス許可、バックグラウンドでのダウンロード許可など機密性の高い事項へのアクセス許可を要求することが分かりました。
Huawei、Xiaomi、Oppo、Samsungなどのスマホにマルウェアがインストールされて出荷される - GIGAZINE
なお、RottenSysがインストールされた端末は以下の通り。サブブランドHonorを含めてHuaweiがトップ、その後にXiaomi、Oppo、Vivo、Meizu、LeEco、Coolpad、Gioneeなどの中国勢がずらりと続き、Samsung端末も含まれています。
Huawei、Xiaomi、Oppo、Samsungなどのスマホにマルウェアがインストールされて出荷される - GIGAZINE