memcachedを悪用したDDoS攻撃。
GitHubに対する最大1.35Tbpsの分散型サービス妨害(DDoS)攻撃を発生させた分散型メモリキャッシュ「memcached」の悪用を試みる通信は、国内でも多数検知されていることが分かった。インターネットイニシアティブ(IIJ)が3月6日、観測状況を発表した。
同社は、memcachedが初期設定ではホスト上の全てのネットワークインターフェースでTCPやUDPの11211ポートに対する着信を受け付けるため、インターネット上の不特定多数のホストからの通信を受け付けてしまう可能性があると解説。リクエストに対してレスポンスにおけるメッセージサイズが大きくなるため、これを悪用して通信量を増幅させることでDDoS攻撃を仕掛けることが可能になる。
memcachedを悪用する攻撃は国内でも多数観測--IIJ - ZDNet Japan