カーハッカーズ・ハンドブックの翻訳を渥美さんとLACの仲間たちが翻訳、井上先生が監修したとのこと。
本書はCraig Smith氏が執筆した『The Car Hacker's Handbook』の日本語訳で、現代の自動車をハッキングするためのいろいろな手法が書かれています。Craig Smith氏は現在、米国のセキュリティ企業 Rapid7に所属し、自動車を含む様々なIoTデバイスのペネトレーションテストをする有名なセキュリティリサーチャです。ハッキングというと自動車を遠隔から自由に操るようなイメージがあるかもしれませんが、本書ではそうしたハッキング手法だけでなく、脅威分析、自動車内のネットワークやコンピュータへの攻撃、スマートエントリーキーの原理と攻撃、さらには昔から行われているチューニングも含めた幅広い話題を取り扱っています。自動車の内部構造に興味がある方はぜひ手に取ってみてください。
自動車セキュリティを考えるのに最適な「カーハッカーズ・ハンドブック」を翻訳 | セキュリティ対策のラック