プラネックスがネットワークを鎖国化する製品?!
プラネックスコミュニケーションズは16日、法人向けセキュリティユニット「SAKOKU 500 (VR500)」を27日より発売することを発表した。
特定地域へのネットワーク接続を内側から遮断することで、情報漏えいやマルウェアの感染などを防ぐことを可能としている。
そもそも国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が、サイバー攻撃状況などを国別に公開しており、同製品ではそのランキングで上位の国を危険地域と規定して、送信を規制。初期設定では、日本とアメリカをのぞく、該当するすべての危険地域を規制対象としているとのこと。
同製品は、従来のファイアウォール製品とは逆の発想で、外部からの攻撃を防ぐのではなく、内部からの接続をシャットアウトし、いわば鎖国のような状態にすることで、データ漏えいを防ぐ仕組み。
既存のルーターと連携して設置することで、オフィス内に「鎖国ゾーン」を設定でき、「SAKOKU」側のルーター機能を利用することで、オフィス全体のネットワークを鎖国ゾーン化することができる。
ネットワークを鎖国化!? データ流出対策機器「SAKOKU」 | RBB TODAY
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